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歩くことで救われるいにしえの道巡礼の旅路

太古より、神々の隠る場所とされ、自然信仰の聖地でもあった紀伊山地。深遠な大自然は、真言密教や修験道の山岳修行の場として、また、神仏習合や浄土信仰の降盛に寄せては、人々が憧れる浄土として多様な信仰の形態を育んできました。その結果、紀伊山地には、3つの霊場「熊野三山」、「高野山」、「吉野・大峯」とそれらを結ぶ参詣道が生まれたのです。

参詣道は、人間界から神仏の宿る霊域へと辿る巡礼の道。古の人々は、長く厳しい道を歩いて心身の穢れを払い、清らかな姿で参拝しました。それは現在も同じこと。古道を歩けば、悠久の自然に力を与えられ、聖地に辿りつく頃には、爽やかな達成感と清新の気に満たされることでしょう。

熊野古道マップ
高野山町石道

高野山町石道(ちょういしみち)

紀の川流域の風景と歴史ロマンを味わう

高野山への表参道で、ふもとの慈尊院から山上の奥之院まで続きます。展望台からは大きく蛇行する紀の川も一望。途中、弘法大師が袈裟をかけたという袈裟掛石など伝説ポイントも多数あります。

熊野古道中辺路

熊野古道中辺路(なかへち)

海辺から内陸へ入るメインルート

田辺から東に山中を分け入ると、滝尻王子からいよいよ熊野の聖域です。巨岩の隙間を這い出る胎内くぐりや、宿場町の面影を残す近露の里、継桜王子の巨木群など見どころも多くあります

熊野古道大辺路

熊野古道大辺路(おおへち)

紀伊半島南部の雄大な海景を堪能

ひたすらに海岸線をゆく大辺路は、海と山が織りなす景色が魅力です。

熊野古道紀伊路

熊野古道紀伊路(きいじ)

道中の王子社に安全を祈願

京都、大阪と続き、いよいよ和歌山県に入ると紀伊路と呼ばれ、田辺までひたすら南下します。浜辺を歩くコースもあり、紀州自慢の海を身近に感じることができます。

熊野古道伊勢路

熊野古道伊勢路(いせじ)

多雨地帯の道を守る 美しい石畳の道

伊勢から熊野へと続く古道で、江戸時代に敷かれた石畳が往時を偲ばせます。日本最古の神社といわれる花窟神社神社の巨岩や、弓なりに広がる七里御浜など息をのむような景観が楽しめます。

熊野古道小辺路

熊野古道小辺路(こへち)

高野山と熊野を最短距離で結ぶ山岳道

高野山を起点として、和歌山県と奈良県の険しい山岳部を縦走する道。1000m級の山がいくつも連なり、途中には集落が少ないので本格的な登山準備が必要です。三軒茶屋跡で中辺路と合流します。

大峰奥駈道

大峰奥駈道(おおみねおくがけみち)

深山幽谷を踏破して得る神秘力

大峰山系の山頂をつなぐ過酷な修行の道で、熊野と吉野を南北に結んでいます。1300年前に修験道の改組、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたとされ、現在でも多くの行者が修行に訪れます。